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今年の目標
新春の候、皆様いよいよお元気でお過ごしとのこと、お喜び申し上げます。
平素はなみなみならぬお引き立てを心より感謝申し上げます。

皆様にとって、新しい年の幕開けはいかがだったでしょうか。

皆様をはじめ、ご家族の方々にとって、幸い多き一年でありますよう
心から祈念いたしております。

昨年は、多くの部分を見直し、改良を加えることに集中した一年でありました。

11月に、大きな決断をしたことが、何よりも私の仕事への心を
試される一大事であったことは言うまでもありません。

今までは、生地質を見て
クリスタルかランダムの二種類のプリーツの加工からプリーツを選び
お客様からのサイズをプリーツの種類別の倍率で計算し
補正を考慮し型紙に加味し、出来上がった型紙で裁断。

プリーツ加工を依頼するために工場へ発送しました。

プリーツ加工が終わったものを縫い上げ、仕立て上げてお客様へ納品。

この流れがつつがなく移行するのが当たり前と言う
工程順序でした。

しかしながら、大体のものはこの通りには行きません。

プリーツのマシンは、幅で2.5Mくらい 奥行きで2Mくらいあります。
マシンの内部には、大きなローラーが内蔵されていて
ローラーはアイロンのように熱く熱せられ、生地に高熱を与えます。

このローラーの温度は180度から210度くらいの間で
生地の質に応じて、その温度を加減します。

ローラーの温度が安定するまで40分ほど、放置しなければなりません。

最初に通すものは熱くなりやすいので、失敗しやすいなど
事故も起こりやすく、非常に神経を使う作業です。

私がプリーツ加工の依頼をしている工場は、
一つの生地の素材で、何万着も加工するような大手の量産工場です。

小さな工場では経験地が少なく
生地に応じた温度設定を見分ける技術が足りないからです。

大手の工場ならば、それだけ多くの経験を積まれ
大手メーカーからの信頼も厚いので、お任せできます。

しかし、生地に最適の温度を追求していただくことの困難さは
私の仕事は一着ごとに生地の質が変わるのですから、大変難しいのです。

また、マシンがあれば加工ができると言うわけではないのです。
我が家が2000万円以上もするマシンを、もし購入できたとしても
私どもにはマシンを扱ってプリーツ加工を施せる技術がありません。


そんなこんなで、現段階では
プリーツ後の出来上がりと、プリーツの反発力を加味しながら
大きさの決定をして裁断する型紙の倍率を決めています。

プリーツの加工の際の温度によって
プリーツの引っ張られて元に戻る復元力に違いが出ます。

熱い温度でかかれば、復元力は強くなり
低い温度のときは復元力は弱く、サイズとの倍率は低くしなければ
だぶだぶした感じになってしまいます。

加工したらそれでよしではなく、
加工後の生地の声を、丁寧にくみ取り、生地のしたいような大きさを
計ってあげることが必要です。

型紙にしっかりと生地の質を加味し、プリーツのその時々の癖をかんがみ
その上で田中様のサイズにドンぴしゃりの設定をします。

時間がかかっただけのことはあると言わしめるための努力をしています。

「全てをコントロールした仕立てをする」
これを本年の目標にして、精進したいと思っています。
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【2008/01/07】  この記事のURL | 未分類 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
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